いけばな新世代展

新人育成を目的に初めて開催されたイベントで、
熱気にあふれ、多くの観客を集めました。

■創立35周年記念 いけばな新世代展
主催:財団法人 日本いけばな芸術協会
後援:文化庁
会期:平成14年3月11日(月)〜14日(木)
会場:東京都庭園美術館 大ホール・小ホール・エントランス・中庭・茶室
出品者:協会在籍流派に属する45歳以下の作家272名
入場者数:6,000名

■新世代展について
協会設立35周年記念として、新人育成のための展覧会が企画され、運営は45歳以下という条件で選出された運営委員会に一任されました。

■会場期日
東京都庭園美術館で9月開催ということが早い段階で決定していましたが会場の都合で突然平成14年3月11日から14日に変更となりました。予定より半年も早まった事で、あわただしい準備に追われました。

■参加者
45歳以下に制限するという方針は、すでに東部理事協議会での企画の段階で決定していました。参加者募集の方法については、運営委員会で検討され、協会参加流派の中での公募と決定。あらかじめ各流派にアンケートを取り、おおよその人数、希望の花席(室内、野外、茶室等)を把握し、その上で、参加流派の会員数に比例した出品者数を割り当てました。

■タイトル
新人という言葉の解釈が様々あり、年齢制限という点から、新世代展と決定しました。

■開催
東部理事協議会の企画でしたが、西部からの参加もあり、会期中天候にも恵まれ、盛会でした。

新館会場風景1 新館会場風景2 会場風景1
会場風景2 会場風景3 会場風景4
会場風景5 会場風景6  
 

■反省会
開会終了後、運営委員による反省会を兼ねた座談会(会報28号収録)が開かれ、次のような点が今後の課題として浮かび上がりました。
(1) 運営委員の間で、花展の目的意識が希薄であった。(ある程度の仕組みが、運営委員会成立以前に出来上がっていたためでしょうか?)
(2) 開催準備期間が短すぎた。(会場側の都合で会期が半年前倒しされました。)
(3) 出品作品の背景に指導者の存在を感じさせるものが多く、いけこみ、搬入にも指導者が同伴していた。 (協会主催という意味の重みの為でしょうか)
(4) 本人意識よりも、流派参加意識の方が強い。問題意識をもった作品が少ない。(流派からの推薦という形をとったからでしょうか?)
(5) 観客がほとんどが身内である。(衆知宣伝の不足で、閉ざされた花展という印象を拭えません)

 

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